
ママ活で知り合った若い男性に「困っている」「助けてほしい」と言われ、お金を貸してしまった経験はありませんか?「彼は本気で私を頼ってくれている」「年下の彼を支えてあげたい」と思っていても、実は巧妙な詐欺の手口に騙されている可能性があります。
このページでは、ママ活詐欺の代表的な手口と、騙されないための知識を弁護士が詳しく解説します。

監修:弁護士 福世 健一郎
弁護士法人M.L.T法律事務所代表 / 保有資格:弁護士(千葉県弁護士会所属)
年間200件以上の法律相談実績を持ち、法律の専門知識と豊富な経験に基づいたアドバイスや案件処理を提供しています。「ご依頼者様第一主義」の理念のもと、特に「密なコミュニケーション」を重視した対応を心がけています。千葉津田沼を拠点とする地域密着型の弁護士法人の代表として、地域の皆様の法的問題解決に尽力しています。

監修:弁護士 福世 健一郎
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ママ活で騙される女性被害者が急増している背景を弁護士が解説

なぜママ活が詐欺のターゲットになるのか
ママ活は、加害者にとって「格好のターゲット」となっています。その理由は以下の通りです。
1.経済的に自立した女性が集まる
ママ活をしている女性は、経済的に自立しており、ある程度の蓄えや収入があります。加害者から見れば、「お金を持っている女性」が集まる場所であり、効率的にターゲットを見つけられます。
2.母性本能や「支えてあげたい」という欲求を利用しやすい
ママ活は「年下の男性と会う関係」として始まりますが、女性側が母性本能を刺激され、「この子を支えてあげたい」「私がいないとダメなのでは」という感情を抱くケースが多くあります。加害者はこの感情を利用して、「困っている」「あなただけが頼り」と訴えることで、お金を引き出します。
3.「若い男性に頼られる」喜びを刺激できる
多くの女性は、年下の男性から頼られることに特別な喜びを感じます。「私を必要としてくれている」「私にしか相談できない」という状況は、女性の承認欲求を満たします。加害者はこの心理を巧みに利用します。
4.「年下の彼のため」という名目で借用書を作りづらい
ママ活という関係性上、「借用書を書いてほしい」と言うことは、相手を信頼していないように思われ、言い出しにくい雰囲気があります。加害者はこれを利用し、証拠を残さずにお金を受け取ろうとします。
ママ活で騙された女性被害者が声を上げられない構造

ママ活詐欺の女性被害者が泣き寝入りしてしまう理由には、以下のような構造的な問題があります。
1.「ママ活をしていた」ことを知られたくない
- 家族や職場に知られたくない
- 既婚者の場合、夫にバレることを恐れる
- 「年下の男性にお金を払っていた」ことへの恥ずかしさ
- 社会的な立場や評判を失いたくない
このような後ろめたさから、警察や弁護士に相談できず、泣き寝入りしてしまいます。
2.「自分が年下の男性にのめり込んだから」と自分を責めてしまう
- 「対価を払って会っていたから、文句は言えない」
- 「年下の男性に騙された自分が恥ずかしい」
- 「こんな関係だから仕方ない」
- 「夫や家族を裏切っていた自分に非がある」
このように自分を責めてしまい、返金請求という正当な権利を放棄してしまいます。
3.相手から脅される可能性がある
- 「関係をバラす」と脅される
- 「夫に言う」と言われる
- 「職場に通報する」と脅迫される
- 「SNSで晒す」と言われる
相手から逆に脅されることを恐れて、行動を起こせないケースもあります。
しかし、どのような関係性であっても、お金を貸したという事実があれば、返してもらう正当な権利があります。
弁護士が警告!ママ活詐欺の代表的な6つの手口

ママ活詐欺には、女性の心理を巧みに利用した典型的なパターンがあります。以下の手口を知っておくことで、被害を未然に防げる可能性が高まります。
① 「将来のために投資してほしい」詐欺
- 「起業したい。あなたが投資してくれたら、成功したら必ず返す」
- 「資格を取りたい。スクールの費用を貸してほしい」
- 「あなたが支えてくれたら、絶対に成功できる」
「私が彼の成功を支えている」という満足感と、「投資すれば将来返ってくる」という期待を抱かせます。また、「あなたのおかげで人生が変わった」という感謝の言葉で、女性の承認欲求を満たします。
- 最初は数万円から「起業準備資金」として借りる
- 「もう少しで軌道に乗る」と言って追加で要求
- 最終的に数十万円〜数百万円に膨らむ
- お金を受け取った後、「やっぱり難しかった」と連絡が途絶える
- ビジネスプランが具体的でない、または何度も変わる
- 「絶対に成功する」「必ず返す」という断定的な表現
- お金を渡した後、進捗報告がない
② 「離婚したい」詐欺
- 「妻とは冷めている。離婚してあなたと一緒になりたい」
- 「離婚の慰謝料が必要。それが済めば自由になれる」
- 「あなたと新しい人生を始めたい」
既婚男性が「あなたのために離婚する」と言うことで、女性は特別感を感じます。「私が選ばれた」「私との未来を選んでくれた」という喜びと、「離婚まで支えてあげたい」という母性本能が刺激されます。
- 結婚生活の愚痴を繰り返し、女性の同情を誘う
- 「離婚を決意した。でも慰謝料が必要」とお金を要求
- お金を受け取った後も「弁護士費用」「財産分与」など理由が増える
- 離婚する様子がなく、最終的に音信不通
- 離婚の具体的な進捗(弁護士への相談、別居など)がない
- お金を渡した後も「妻との関係」が変わらない
- 「もう少し待って」が何度も繰り返される
③ 「借金返済」詐欺
- 「消費者金融から借りていて、このままだと取り立てが来る」
- 「親の借金を肩代わりしなければならない」
- 「あなたにだけは相談できる。必ず返す」
緊急性を訴えることで、冷静な判断をさせません。「今すぐ助けないと大変なことになる」というプレッシャーと、「私にだけ弱みを見せてくれた」という特別感を与えます。
- 「明日が返済期限」など緊急性を強調
- 「利息だけでも」と少額から始める
- 「元金も返さないと」と金額が増える
- 返済される兆しがないまま音信不通
- 「借金の契約書」「督促状」などの証拠を見せない
- 「借金の理由」が曖昧または複数ある
- 返済計画が具体的でない
④ 「家族の病気・介護費用」詐欺
- 「母親が病気で手術費用が必要」
- 「父親の介護施設の費用が払えない」
- 「家族のために、あなただけが頼り」
家族思いの優しい男性という印象を与え、女性の母性本能を強く刺激します。「家族を大切にする彼を支えてあげたい」という気持ちと、「教育」や「家族の健康」という誰もが大切にする価値観を利用します。
- 涙ながらに「家族の状況」を語る
- 「本当は言いたくなかった」と恥じらいを見せる
- お金を受け取った後、「手術が成功した」などと報告
- しばらくして別の理由で再度要求、または音信不通
- 「診断書」「医療費の明細」などの証拠を見せない
- 家族の話が具体的でない、または矛盾がある
- 一度お金を渡すと、次々と別の理由が出てくる
⑤ 「仕事のトラブル・資金繰り」詐欺
- 「会社の資金繰りが急に悪化した。一時的に立て替えてほしい」
- 「取引先への支払いが間に合わない」
- 「来月には必ず返せる。給料が入る」
「一生懸命働いている彼を支えたい」という気持ちと、「一時的な貸し付けだから大丈夫」という安心感を与えます。また、「あなたを頼れる存在だと思っている」という言葉で、女性の自尊心を高めます。
- 「今月だけ」「一時的に」と短期間を強調
- お金を受け取った後、「取引先の支払いが遅れている」と返済延期
- 「もう少しだけ」と追加で要求
- 返済される兆しがないまま音信不通
- 勤務先の情報が曖昧、または確認できない
- 「給料明細」「契約書」などの証拠を見せない
- 返済期日が守られず、言い訳が続く
⑥ 「投資・ビジネスチャンス」詐欺
- 「良い投資案件がある。あなたのお金を預けて増やして返す」
- 「仮想通貨で確実に儲かる方法を知っている」
- 「一緒に事業を始めよう。出資してほしい」
「増えて返ってくる」という魅力的な提案に、損をしないと思い込みます。また、「一緒に成功したい」「あなたをパートナーとして見ている」という言葉で、恋愛感情や一体感を刺激します。
- 最初は少額で「運用実績」を見せる(自作の可能性)
- 「もっと大きな額なら利益も大きい」と追加を要求
- お金を受け取った後、「損失が出た」「凍結された」
- 元金も利益も返ってこず、音信不通
- 投資先の詳細、契約書、取引履歴を確認できない
- 「絶対に儲かる」などの断定的な表現
- お金を渡した後、運用状況の報告がない
ママ活で騙された女性被害者の共通点を弁護士が指摘

ママ活詐欺の女性被害者には、ある共通点があります。それは、「自分は騙されない」「彼は本気で私を頼ってくれている」と思っていたことです。
ママ活で騙された女性被害者の共通する考え方
- 「彼は本気で私を頼ってくれている」
何度も会っている、体の関係もある、悩みを相談してくれる…これらの事実から「自分は特別な存在」だと思い込みます。しかし、加害者はこの「特別感」を演出することに長けています。 - 「私が支えてあげなければ」
女性特有の母性本能や「世話を焼きたい」という気持ちが、冷静な判断を妨げます。「この子は私がいないとダメなのでは」という思い込みが、お金を貸す判断につながります。 - 「少額だから大丈夫」
最初は数万円程度の少額から始まります。「これくらいなら」と軽い気持ちで貸してしまい、それが数十万円、数百万円に膨らんでいきます。 - 「借用書があるから大丈夫」
借用書があっても、相手が返済しなければ意味がありません。また、相手の住所や本名が偽物であれば、法的手続きも困難になります。 - 「彼は困っているだけ。詐欺じゃない」
本当に困っている可能性もゼロではありませんが、「困っている」ことと「返済する意思・能力がある」ことは別問題です。加害者は「困っている演技」が非常に上手です。 - 「年下の男性に夢中になっている自分」を認めたくない
夫や家族がいるのに、年下の男性に恋愛感情を抱いていることを認めたくないため、「彼を支えているだけ」「投資しているだけ」と自分に言い聞かせてしまいます。
「自分は大丈夫」と思っているあなたへ
もし今、ママ活で知り合った男性からお金を頼まれているなら、以下の質問を自分に問いかけてください。
- 相手の本名、住所、勤務先を正確に知っていますか?
- お金を貸す理由は、本当に確認できましたか?(診断書、契約書、督促状など)
- 返済計画は具体的ですか?(いつ、いくら、どうやって返すのか)
- 第三者(友人)に相談したら、どう言われると思いますか?
- もしこれが「見ず知らずの他人」からの頼みだったら、貸しますか?
- 「彼を支えている」のか、「彼に依存している」のか、冷静に区別できていますか?
一つでも「いいえ」があれば、立ち止まって考える必要があります。
まとめ|ママ活で騙されたら弁護士に相談を

ママ活詐欺は、女性の母性本能、承認欲求、寂しさを巧みに利用します。加害者は「演技のプロ」であり、本気で困っているように見せることができます。
重要なポイント
| 「自分は大丈夫」が一番危険 | 詐欺被害者の多くが同じことを思っていました |
|---|---|
| 6つの典型的な手口を知る | 知識があれば防げる被害もあります |
| 感情ではなく事実で判断する | 相手の言葉ではなく、証拠で判断してください |
| 母性本能と恋愛感情を区別する | 「支えてあげたい」気持ちが、冷静な判断を妨げていませんか? |
| 少額でも慎重に | 最初の少額が、後に大金になります |
もし既にお金を貸してしまった方へ
「騙された」と気づいた時点で、すぐに行動を起こすことが重要です。
- 証拠を保存する(LINE、メッセージ、振込記録)
- 相手に直接連絡せず、弁護士に相談する
- 「ママ活だから仕方ない」「自分にも非がある」と諦めない
どのような関係性であっても、貸したお金を返してもらう権利はあります。
当事務所では、ママ活詐欺の返金請求について、初回30分無料で相談を受け付けております。女性の弁護士もおりますので、話しづらいことも安心してご相談いただけます。完全秘密厳守をお約束します。
一人で悩まず、まずはお気軽にお問い合わせください。









